納骨永代供養塔”光明殿”
弘法大師御誕生の聖地、総本山善通寺(四国香川県善通寺市)に
納骨永代供養塔「光明殿」建立
当山創建千二百年(平成十八年)の記念事業として、ご先祖さまの供養を安心して託していただける納骨永代供養塔「光明殿」を建立いたしました。この供養塔は、総本山善通寺が永代にわたり責任をもって管理・供養し、皆様方のご先祖さまがお大師さまと共に悠久の時をすごせる安らぎの場所です。
ここに謹んで納骨永代供養塔「光明殿」のご案内を申し上げます。
外観
外観は珍し八角形の「十三重塔」、
我が国最大級の「大五輪塔」
外観は大変珍しい八角形の「十三重塔」の部分と、「大五輪塔」から構成されています。「十三重塔」は、追善供養の本尊さまである十三仏を表現してます。また、「十三重塔」の天頂
にあります「大五輪塔」は、ご先祖さまの「無上の供養塔」です。その大きさは、五輪塔が五メートル、総高十五メートルの大きさで、我が国最大級のものです。
「五輪塔」は「無上の供養塔」です。
私たちのこの宇宙は、五大(地・水・火・風・空)でできていると考えられ、その五大を象徴するものが五輪塔です。それは、下部からそれぞれ方形の地輪、円形の水輪、三角形の火輪、半円形の風輪、宝珠形の空輪によって構成されています。
内観
内部は「檜」を基調とし、温もりを感じさせる空間になっており、「悠久の安らぎ」が得られる供養空間です。
内部の回廊には、木造十三仏像並びに木像愛染明王像をお祀りしています。これらの仏さまは、初七日忌の本尊である不動明王に始まり、三十三回忌の虚空蔵菩薩に至る年回忌追善供養の本尊さまで、ご先祖さまを守護・教化し、み仏の浄土にお導きくださる仏さまです。さらに、現世の私たちにとりましても様々な願いを叶えてくださる有難い仏さまです。
一歩、中に足を踏み入れますと、「弘法大師座像」をお祀りする清浄な「法要の間」が広がります。ご先祖さまの供養は、この空間で奉修されます。