令和7年10月26日 法話会を開催しました
2025年11月23日去る10月26日(日) 法話会を開催いたしました。
今回の法話会は、弘法大師が庶民のために開かれた大学の伝統を受け継ぐ京都、種智院大学の准教授西弥生先生を講師にお招きしました。
先生は、史学を主に専攻されていますが、京都の醍醐寺、仁和寺の古文書の調査研究を通して真言宗やお大師様のことも大変詳しく理解されておられます。
当日は、関東別院二階ホールに善心会会員、ご信者様、ご近所の方をはじめ、先生がご指導をされていた仏教文化勉強会の方などが数多く集まられました。
会場に入られた先生はにこやかに自己紹介をされると、お大師様のお言葉を集めた『性霊集』を題材にお大師様のお人柄を読み解かれました。お話の中では、お言葉の奥深さにそのお人柄が現れているのではないか、それをそれぞれの感性と感覚で読み解くことで、お大師様のお人柄をよく知ることができるのではないかとご教示されました。さらに、東寺(京都・教王護国寺)元長者砂原秀遍大僧正の著書を参考にワークシートでお大師様のお言葉をより身近に感じられる方法も教えていただきました。
法話会の後、ご参加いただいた方々からは、先生のお話がわかりやすかった、お大師様のお言葉とお人柄をもっと知りたくなったとのお声も聞かれました。
次回の法話会は、12月21日(日)に香川出身の落語家桂こけ枝師匠による落語会「こけ枝のほのぼの噺」を開催いたします。ぜひご参加ください。


