お知らせ

京都市随心院、大津市石山寺、同岩間寺に団参しました。

2025年6月6日

 去る令和7年5月18日、善心会では京都市の善通寺派大本山随心院と、大津市の西国霊場十二番岩間寺と十三番石山寺の三ヶ寺に団参を行いました。

 当日、京都駅に午前九時二十分に集合した参加者三十三名は、大型バスにて、最初の参拝所岩間寺・岩間山正法寺(大津市、壁瀬慈峯住職)を訪れました。

 岩間寺では、岩崎主監が住職名代として不動護摩を焚かれ、参加者の無病息災、健康長寿、諸願成就の願いが込められた護摩木を焚き上げられました。その後本堂にて壁瀬住職からのご法話、場所を客殿に移して、ぼけ封じほうろく灸のお加持を受け、心と体の健康をご祈念していただきました。

 岩間寺を後にした一行は、昼食ののち、石山寺(大津市、鷲尾龍華座主)を参拝。職員様のご案内を受け本堂へ。本堂では鷲尾座主のお出迎えを受け、座主猊下自ら本堂内拝のご案内をいただきました。参拝ののち鷲尾猊下は、一行を門前までご一緒され、にこやかに一行をお見送りされました。

 今回の参拝予定最終の随心院(京都市、亀谷英央門跡)に到着した一行は、亀谷門跡猊下が入り口までお迎えいただいたことに、驚きを隠せませんでした。亀谷門跡猊下は、自ら一行を案内され、書院の建物、障壁画、仏像などを細かくご説明されました。そして能の間でのご法話、さらに本堂では、普段は参拝できない内陣をご案内いただくという特別な参拝となりました。最後に亀谷門跡猊下は、記念撮影もご一緒していただき、京都駅に向かう一行をお見送りされました。

 今回の参拝は、関東別院でご法話をいただきました、亀谷随心院門跡猊下、鷲尾石山寺座主猊下のお寺をお参りすることができたこと。各お寺のご住職様の心のこもったお話を聞くことができたことが参加者一同の心に残る参拝でした。